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Pride Woodデザインプロジェクト

※令和元年度 顔の見える木材での快適空間づくり事業

近年の木育、木を使った自然保育に対する認知の高まりの中で、教育関連の施設、設備、教材等に対する積極的な木材活用の取り組みが進められています。とりわけ安全や安心、そして製品の質が重視される幼児教育の施設、家具、ツールは、国産材、とりわけA材の利用対象として期待されるものです。しかしながら、実際の施工例、製品例を見ていくと、うまく国産材の特徴を生かせていない、十分に活用されていない、現場のニーズと一致していないといった指摘をされる事例もあります。なぜでしょう。

私たちは、そこに木育についての理解を持ったデザイナーの不在こそが問題の根源であることに気づきました。木育を理解し、保育や教育の現場を知り、デザインとして提供できる人づくりこそが、木材の利用において喫緊の課題であると考え、思いを同じくする人たちとともに、「木育空間」づくりの勉強会を開催しようと決意したのです。

このプロジェクトでは、保育・教育機関、団体の多様なニーズに応えられるモデルとなる「木育空間」づくりのための、設計者、デザイナーの養成のための研修会を、「木育デザイン虎の穴」と題して開催することとしました。優れた実践者、専門家を講師として招き、これからの保育環境としての木育空間デザインについて、実践を通して徹底的に議論し、考え、その哲学やスキルを少しでも身に付けたいと考えたのです。

今後もこのプロジェクトを継続していく予定です。

 

「木育デザイン虎の穴」開催概要

講師紹介

グループ課題

『都市部における小規模保育・子育て支援スペースの木育システム開発』

  ①仮設的な木育空間システムの開発

  ②協働あそびを実現する木製遊具の開発

・条件設定

 マンションもしくは事務所ビルの一室(50~80m2)を想定する。駅前のビルの一室は、交通の便もよく、小規模保育、子どもの一時預かり、子育て支援センター等を運営するには最適な場所である。しかし、その多くはパンチカーペットやPタイルの床、壁と天井は安価なビニルクロス仕上げであることが多い。子どもたちにとっては生活の一部となる場所で、そこで過ごす時間を豊かなものとするために木材を使った心地よい空間のデザインが求められる。

 使用する木材は、埼玉県飯能地域のスギ、ヒノキ材(西川材)とする。飯能では、森林認証協議会を立ち上げ、合法的で、質の高い木材、木材製品の生産に取り組んでおり、これを活用した設計、デザインを進めることを課題とする。